藍染体験
2019年 07月 01日 (月)
こんにちは。地域に密着する工務店、
ラッフルズホーム。アフター担当の大林です。
7月になりました。文月です。やさしい言い方ですが梅雨も有り、
明ければ、くそ暑くなる季節です。
先日藍染の体験と勉強、
に行ってきました。
その藍染ですが、徳島は藍の蒅(すくも)の生産では、シェア6割以上で、蒅を作る藍師は全国で7人、その内徳島には5人が藍師と登録されているそうです。
今回は藍の生産の栽培から、染料となる蒅(すくも)造り、染色、製作までを一貫して行うBUAISOUさんhttps://www.buaisou-i.com/about
に伺い体験をして来ました。
灯台下暗しで、藍の産地の本元である上板町に住みながら、
藍のことを全く知らなかったので大変勉強になりました。
俄かに藍がジャパンブルーとかと注目されてきて、
徳島も頑張っているようにみえますが、
藍の生産体制を今以上に維持していくのは困難な時代のようです。
藍を栽培してくれる農家さんの減少は経済的な理由も含めて現実らしいです。
実際農家さんが潤える十分な栽培単価になると、
藍染製品は庶民では手が出せない値段になるかも知れません。
また藍染そのものに興味を持つのも県外の人の方が新鮮なのでしょうか。
今回のワークショップの代表は青森県の方でした。
藍染の工程も時代に応じて変化してるらしいですが、
農薬を極力控え、水は井戸水を使い、新鮮な染液で、
「蒅に木灰汁、ふすま、貝灰のみを混ぜて発酵させる伝統技法「地獄建て」で仕込むBUAISOUの藍染液は、素材を深く冴えた藍色に染め上げ、色移りしにくいという特徴があります。」という本来の藍染にこだわった工房でした。
さて体験ですが、
何でも染める事ができます。今回私は、木片(花台)と、
綿の刺し子のコースター(自分で刺しました)を染めました。
(綿製品よりも麻製品の方が藍染と合性がいいそうです。)
もちろん藍染の液に漬けると手も染ります。2.3日は取れません。
純度の高いいい藍染の液で染めると鮮やかな藍色に染まります。
洗うと不純物が(濁った黄色い液)出て更に鮮やかになります。
完成しました。
時間が経てば藍色は深く鮮やかになります。