地球温暖化と住宅
2018年 07月 21日 (土)
こんにちは、徳島の地域密着工務店ラッフルズホームの田中です。
暑い日が続きますね。毎日のように熱中症で運ばれる人が全国で何人かは出ているようです。
年々暑くなり、毎年豪雨や自然災害が発生している昨今、真剣に環境について考えなければならないと感じさせられます。
温室効果ガスの大量発生による地球温暖化は、世界中で問題になっていますが、もはや世界の話ではなく身近な問題として私達の生活を脅かしています。
今までどこか他人事のようで、まるで知識のなかった私ですが、少し調べてみますと、
日本は世界で5番目に二酸化炭素を多く排出しているそうで、最も多く排出しているのは産業部門ですが、2005年度と比較すると10.4%減少しています。また、運輸部門も2005年度比で11.9%減少しています。一方、家庭部門では8.2%増加しています。家庭から排出される二酸化炭素燃料の種類別では、電気が50.9%、ガソリンが21.1%を占めています。用途別では、照明や家電製品が36.2%、自家用車22.1%、給湯14.6%の内訳になっています。(全国地球温暖化防止活動推進センターHPより)
これを見てみますと、私達が生活している=二酸化炭素を排出している=地球温暖化に繋がっているというのが実感できます。そして、やはり「家」から多く出ていることが分かります。
ところが私達住宅会社は、CO2排出削減に対して自動車メーカーや電気製品メーカーには遅れを取っているように感じます。(私が思うにはですが)ZEH住宅も最近言い出したことですし、外皮計算もまだ義務化されていません。「電気代が安くなる家」=「お得なお家」だけではなく、「地球環境を守る家」という事にもなります。
近年起こっている自然災害は、けして自然に発生したものではなく、私達人間が排出した温室効果ガスにより、温暖化が進み、地球環境を悪化させたツケがまわってきているのだとう事を重く受け止め、住宅会社は特にその事を認識しなければならないと感じました。