断熱材
2018年 07月 28日 (土)
こんにちは、徳島の地域密着工務店ラッフルズホームの田中です。
今年の夏は「災害レベルの暑さ」と言われていますね。子供の小学校でも、あまりの暑さに夏休みだというのに学校のプールは1回も開放されていません。毎日エアコンを朝から晩まで付けてないと「熱中症」になってしまいますね。とはいえ、エアコン付けっぱなしだと電気代も気になるところ。そこで、家の保温・断熱性能を高める為に「断熱材」が必ず使われています。断熱材にもいろいろな種類がありますが、当社では「ロックウール」という断熱材を使用しております。ロックウールは天然岩石などを主原料として、1,500~1,600℃の高温で溶かし、遠心力などで吹き飛ばして繊維状にした人造鉱物繊維のことをいいます。(綿飴を作る原理と同じです。)繊維の隙間には大量の空気を含みます。空気は熱を伝えにくいから断熱性が高いのです。ダウンジャケット、羽毛布団も、高級でフカフカなほど冷たい空気を通さないのとおなじでしょうか。そして、ロックウールは撥水性が高く、長年経っても形状が崩れないので断熱性が損なわれません。そして、法定不燃材としても認定されているほど高い耐火性があります。もともと製造時に1500~1600℃に耐えられる素材ですから。
つい先日の、「ウレタン断熱材火災事故」をご覧になって不安になられている方もいるかも知れませんが、断熱材にも色々な種類があり、長所と短所があるという事を調べることをオススメしたいと思います。